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執筆者の写真toshiharu honda

GIGAスクール構想で整備された一人一台タブレット端末の更新について

更新日:9 時間前

文教厚生常任委員会委員協議会で、次年度、GIGAスクール構想で整備された小中学校のタブレット端末の更新を予定している旨のお話がありました。

現行タブレットはコロナ関連の経済対策事業として、単年度で整備されてたものであり、タブレット等の耐用年数が4,5年のため、次年度、その更新が必要とのこと。

次期の端末整備は、北海道が一括調達、市町村が道に申請、整備されるような仕組みに変わるようです。(現行タブレットは市町村がそれぞれ調達)

問題は、現在使用されているタブレット端末の扱いです。根室市はApple社のiPadを導入、第7世代のタブレットです。まだまだ使用が可能なタブレットで、教育委員会の説明では1800台が更新対象とのこと。説明を聞いた際に、廃棄端末の利活用を検討するよう提案しました。

12月定例月議会でもこの課題にたいして質疑があり、教育委員会として活用を考えている旨の答弁がありました。台数が台数ですので、市の企画部門、情報管理部門も一緒にその有効活用を考える必要があると思います。先般、企画担当部署には、その対応をお願いしてきました。


以下は、文部科学省の本件に関する見解が整理されたページへのリンクです。



この中に、各都道府県・指定都市教育委員会担当課等宛の通知文がありました。


その抜粋ですが、以下のような記述がありましたので、参考に根室市としての対応の検討を進めるべですし、我々もアイディアをださなければならないものと考えます。


地域内での再使用

 GIGA 端末の蓄電池耐用年数は、使用頻度、端末の種類等により異なりますが、4~5年程度です。学校現場の活用実態を考えれば、今後更新が必要となりますが、例えば、その後も給電しながら使用することが可能な端末も一定数想定され、当該端末は、資源の有効活用の観点からも再使用することが重要です。

 自治体関係者からのヒアリングも参考に活用方法例もまとめましたので、これらも参考に積極的なご検討をお願いいたします。


(再使用の例)

【学校での活用】

・校長・教頭用の端末としての活用、指導者用端末としての活用

・SC(スクールカウンセラー)、SSW(クールソーシャルワーカー)、教員業務支援員等の業務用端末として活用

・学校図書館での活用(学校司書の業務用端末、館内用端末等)

・地域学校協働活動(放課後子供教室や地域未来塾など)での活用、

・地域学校協働活動推進員へ の貸し出し

・TA 活動への貸し出し

・STEAM教育に活用(端末の構造を研究、レアメタル等の素材を探究等)


【その他の施設等での活用】

・ 図書館の館内貸出端末、検索用端末

・公民館等における学習用端末

・老人福祉施設の見守りカメラ、オフラインアプリの活用


※教育委員会以外の活用も可能なようですので、地域のICT推進、デジタルデバイド(情報技術へのアクセスや利用の程度によって生じる社会的な格差)対策への活用等様々な視点からの検討、意見集約を行い、有効活用を考えましょう。



2022年9月 花咲小学校の様子、机の上に一人一台のタブレット


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